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binance.com / .us / .jp の違いは何?各国の拠点・サイトを徹底比較

binance.com、binance.us、binance.co.jp はそれぞれ独立したコンプライアンス実体であり、アカウントや資金の互換性はありません。本記事では9つの次元で違いを比較し、資産の隔離を避けるための正しい選択をガイドします。

バイナンス(Binance)のグローバル戦略は**「一国一実体」を基本としています。グローバル版の binance.com は Binance Holdings が運営し、米国版の binance.us は独立した BAM Trading Services が、日本版の binance.co.jp は2022年に買収したサクラエクスチェンジビットコインを前身とする Binance Japan 株式会社が運営しています。これら3つはアカウントシステム、KYC(本人確認)、資金プールが完全に独立**しており、互換性はありません。利用するバージョンを間違えると、KYCが通らなかったり、希望する通貨が取引できなかったり、最悪の場合は一度全額出金して再登録が必要になることもあります。本記事では、これら3つの主要な違いを9つの視点から比較し、居住地や国籍に応じた最適な選択をガイドします。自分に合ったバージョンをすぐに確認したい場合は、バイナンス公式サイト で現在のアクセスポイントを確認するか、バイナンス公式アプリ をダウンロードしてアプリ内のスマートルーティングに従ってください。

1. 3つのバージョンの法的構造

binance.com(グローバル版 / 国際版)

  • 運営主体: Binance Holdings Limited
  • 本拠地: ケイマン諸島 / セーシェル(2024年以降はドバイへ移行)
  • 主なライセンス: ドバイ VASP Tier 2、フランス AMF DASP、イタリア OAM 等
  • 対象ユーザー: 米国、カナダ(オンタリオ州等)、日本など特定の制限地域を除く全世界
  • 法定通貨対応: ユーロ、ポンド、豪ドル、日本円など 50 以上の通貨に対応
  • 設立: 2017年

binance.us(米国版)

  • 運営主体: BAM Trading Services Inc.
  • 本拠地: 米国カリフォルニア州
  • 主なライセンス: FinCEN MSB、各州の Money Transmitter License (MTL)
  • 対象ユーザー: 米国の合規州の居住者(ニューヨーク、テキサス、ハワイ等は制限あり)
  • 法定通貨対応: 米ドル (USD) のみ
  • 設立: 2019年

binance.co.jp(日本版)

  • 運営主体: Binance Japan 株式会社
  • 本拠地: 東京都
  • 主なライセンス: 日本金融庁 (FSA) 暗号資産交換業者登録
  • 対象ユーザー: 日本居住者
  • 法定通貨対応: 日本円 (JPY)
  • 設立: 2022年(Sakura Exchange BitCoin を買収・改称)

2. 9つの重要項目の比較

項目 binance.com binance.us binance.co.jp
規制 グローバル分散 米国連邦+州 日本金融庁
KYC難易度 普通 高い 非常に高い
取扱通貨数 380種類以上 160種類以上 50種類以上
取引ペア数 2000以上 200以上 80以上
最大レバレッジ 125倍 (先物) 10倍 (現物マージン) 2倍
先物・オプション すべて対応 非対応 非対応
ステーキング 300以上の製品 10前後の製品 基本的なもののみ
BNB手数料割引 対応 非対応 非対応
出金経路 全世界の銀行+暗号資産 米国の銀行のみ 日本の銀行のみ

3. 取扱通貨と取引ペアの違い

binance.com

  • 現物取引ペア: 約 2,000以上
  • 取扱通貨: 380種類以上(メジャーからアルトコインまで幅広く対応)
  • 新規上場頻度: 平均週 2〜3 プロジェクト
  • 人気ペア: BTC/USDT、ETH/USDT、BNB/USDT、SOL/USDT、DOGE/USDT
  • 特徴: Launchpad、マージン取引、無期限先物、オプションなどすべてを網羅

binance.us

  • 現物取引ペア: 約 200以上
  • 取扱通貨: 160種類以上(米国 SEC の基準に基づき厳選)
  • 新規上場頻度: 月 1〜2 プロジェクト
  • 人気ペア: BTC/USD、ETH/USD、SOL/USD、ADA/USD
  • 主な欠如: BNB、BUSD など SEC が証券とみなした可能性のある通貨の制限
  • 特徴: 米ドルの直接入出金、FinCEN 規制準拠

binance.co.jp

  • 現物取引ペア: 約 80以上
  • 取扱通貨: 50種類以上(金融庁のホワイトリストに基づく)
  • 新規上場頻度: 四半期に 1〜2 プロジェクト
  • 人気ペア: BTC/JPY、ETH/JPY、XRP/JPY、LTC/JPY
  • 主な欠如: 多くのマイナーなアルトコインや DeFi トークン
  • 特徴: 日本円での直接取引、日本の税務報告に対応

4. KYC(本人確認)プロセスの違い

binance.com の KYC

  • 基本認証: メール/電話、氏名、国籍、生年月日。即時完了。
  • 中級認証: 身分証(パスポート/免許証)+顔認証。5分〜2時間程度。
  • 高級認証: 住所証明書(公共料金の領収書等)。1〜3営業日。

binance.us の KYC

  • 必須項目: 米国の社会保障番号 (SSN) の提供が必須。
  • 追加資料: 米国発行の身分証、住所証明書。
  • 特徴: 米国居住者以外は KYC を完了させることができません。

binance.co.jp の KYC

  • 必須項目: マイナンバーカード、日本での在留証明、日本の銀行口座。
  • プロセス: スマホによる顔認証に加え、簡易書留による住所確認が行われる場合があります。
  • 特徴: 日本居住者(日本人または在留資格保持者)以外は利用できません。

5. 法定通貨の入出金

binance.com

  • SEPA (ユーロ)Faster Payments (ポンド) 等の銀行送金。
  • C2C 市場: 100 以上の法定通貨をユーザー間で直接取引可能。
  • クレジットカード: Visa/Master/JCB 対応(手数料約 1.8%)。
  • Apple Pay / Google Pay 対応。

binance.us

  • ACH 送金: 手数料無料(3〜5営業日)。
  • Wire Transfer: 手数料 15ドル(1〜2営業日)。
  • デビットカード: 手数料 4.5%。

binance.co.jp

  • 日本国内銀行振込: 当日〜翌営業日。
  • コンビニ支払い: 現金での入金に対応。
  • クレジットカードによる直接購入は制限されています(日本国内規制のため)。

6. 手数料の比較

  • binance.com: 基本 0.1%。BNB での支払いで 25% 割引(実質 0.075%)。VIP レベルに応じてさらに低下。
  • binance.us: 基本 0.1%。BNB 割引は適用されない場合が多い。
  • binance.co.jp: 基本 0.1%。日本円建の取引が中心。

7. API と自動売買

  • binance.com: 500 以上のエンドポイント。Python, Node.js, Go 等の公式 SDK。クオンツトレーダーには唯一の選択肢。
  • binance.us: エンドポイント数が限定的(100程度)。レート制限が厳しい。
  • binance.co.jp: エンドポイントが限定的。主に国内機関投資家向け。

詳細な設定は API連携 カテゴリをご覧ください。

8. どのバージョンを選ぶべきか

binance.com を選ぶべき人

  • 米国、日本以外の居住者。
  • 日本人でも、日本国外(欧州、東南アジア等)に長期居住している場合。
  • 先物、オプション、Launchpad などの高度な機能を使いたい。
  • 多様なアルトコインを取引したい。
  • API を利用した自動売買を行いたい。

binance.us を選ぶべき人

  • 米国市民または米国の永住権(グリーンカード)保持者。
  • 米国の社会保障番号 (SSN) を持っている。
  • 米ドルの銀行口座を持っている。

binance.co.jp を選ぶべき人

  • 日本国内に居住している。
  • マイナンバーカードと日本の銀行口座を持っている。
  • 日本円で直接取引したい。
  • 日本語のカスタマーサポートを重視する。

9. アカウントの移行について

直接の移行は不可

これら3つのバージョンはシステムが完全に独立しているため、アカウントをそのまま移行することはできません。例えば、日本から米国へ移住する場合:

  1. binance.co.jp の資産を外部ウォレットへ出金。
  2. binance.us で新規に アカウント登録
  3. 新しい KYC を完了させ、資産をウォレットから binance.us へ入金。

よくある質問 FAQ

Q1: 日本の身分証で binance.com に登録できますか? A: 現在、日本居住者は自動的に binance.co.jp へ案内されます。日本国外に居住していることを証明できる場合は、居住地の証明をもって binance.com を利用できる可能性があります。

Q2: 米国に旅行中ですが、binance.com は使えますか? A: 旅行中であっても、米国の IP アドレスからアクセスすると制限がかかる場合があります。普段お使いの環境(VPN等)やアプリでの利用を推奨しますが、基本的には登録時の居住地ルールが適用されます。

Q3: 3つのバージョンのアプリは同じですか? A: いいえ、App Store 等では "Binance", "Binance.US", "Binance Japan" として独立したアプリが配信されています。自分のアカウントに合ったアプリをダウンロードしてください。公式サイトの ダウンロードページ から正しいリンクを取得できます。

詳細な機能比較については、アプリダウンロード または 口座開設 カテゴリをご覧ください。カテゴリナビ全ガイド から最新情報をチェックしましょう。

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